皆さんこんにちは
涼しくなる前の、夏の残暑と湿気と、台風の影響で身体が疲れる時期ですね💦
先日、お客さまから
「整体と介護ってどう繋がるんですか?」
とご質問がございまして、、、
これは介護職から、現在の整体業に変わったときの理由として以前綴ったのですが、今回は少し見方を変えて綴ってみます(^^)
以前にも綴っていますが、私は
「介護を必要とする障害者の方や、高齢者の方が、介護を利用しながらも自分らしく生活して欲しい」
と思っています(‘_’)
また、当事者だけではなく
「介護をおこなっているご家族、介護の仕事をしている方々の尊厳を守りたい」
と思っています(‘_’)
最初の方は、想像はできると思いますが、私としては2番目の方が重要だと考えています
それはなぜか?
現在の介護をとりまく環境は、残念ながら良い環境とは思えないからです
家族介護では、相変わらず「お嫁さん」や「娘さん」が負担を強いられ、近年では孫まで強いられている状況です
介護事業所では、慢性的な人手不足に陥っているところや、事業そのものが破綻しているところもあります
また介護表集の改定で「サービスが受けられなくなった」「報酬が少なくなった」などなど問題山積です
結果として、介護をおこなっているご家族や、仕事をしているスタッフにしわ寄せが来ます
最終的にはもちろん当事者にしわ寄せが来ます
ご家族でいえば、家事、仕事、趣味などが犠牲になりがちです
特に趣味が奪われれば、苦痛でしかありません
介護職のスタッフでいえば、毎日の超過勤務、少人数(ワンオペ)での業務などがあげられるでしょうか
身体疲れますよね?
疲れた身体で、様々な用事をこなそうとすると、身も心も限界が来ます
私自身、まだ介護を学ぶ以前に、祖父母の介護をしていました💦
祖父は在宅、祖母は施設という形でした
私は父がやはり仕事でいないため、母が仕事をしつつ介護をするという状況
しかし母も障害者なので、そこまでできるかというと、そうでもないのが現状
困ることは祖父が、夜中に杖をついて家中を歩く
夜中に「腹減った」と大声を出す
寝ている私を起こす
などなど
挙げ句、提供した食事を「不味い」といって食べない始末
まぁキレますよね💢
介護の知識がない当時の私には
「認知症(当時は痴呆)だからしょうがないけど・・・」
と言い聞かせてはいましたが、私も仕事がある身だったので、当時は疲れと寝不足から喘息がひどく、会社からも心配されました💦
祖父の最後の方は寝たきりになったため、夜は寝られるのでかなり楽になったと感じました
おむつ交換などは、まだ若かかったから力任せになんとでもできましたし・・・
しかしこれも体力があったり、腕力があればの話し
実際問題はやはり疲弊すると思います、、、
やはり身体が一番の資本なのです
私は施術家として、その様な不調を抱えている人の手助けがしたい
介護で悩んでいるなら、当事者も含めて、その悩みを軽減する手助けをしたい
そのために一日のお客様の数を少数にして、じっくり向き合いたいと思っているのです
数回来られて
「最近、気持ちに余裕が出てきて、母を怒鳴らなくなった」
「おむつ変えるときに、腰が楽になった」
「認知症が少し落ち着いた気がする」
などのお話を聞くと、ニヤけてしまします😏
その様なお悩みをもつお客さまが来院、または訪問し、施術を受けた後に身体の不調が緩和したり、表情が明るくなったりすると嬉しく思います
今月初めに歳を重ねたので、改めて決意を語ってみました(^^)
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