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技術は物理で良いけれども施術や介護はそうはいかない

皆さんこんにちは(^^)/

涼しいとか言っておいて、やはり暑かったですね💦

 

さて今月は何かと研修ごとを依頼されるのですが、、、

私は施術家だけども、施術に関しては、まだまだ何かを伝えられる立場ではないので、基本的には介護の研修をおこなったりします👐

 

その中でも技術の研修を依頼されることが多いのですが、、、

少し葛藤があります💦

 

ここからのお話は「私の頭が固いから」だと思っているので、そのつもりでお読みいただければと思います💦

 

技術の研修をおこなうと必ずこのような質問があります↓↓

「どこに立てば良いですか?」

「どこを持てば良いですか?」

実はこの手の質問が苦手です・・・

 

ただ単に“技術”を学ぶのであれば、多分正解なのでしょう( 一一)

例えば『ベッドから車いすへの移乗介護』なら(簡単に説明すると)

➀ベッドと車いすの2つの位置関係を調整し、動きやすい場所に立ちます👣

➁対象者の両肩甲骨の真ん中辺りや、腰辺り、臀部辺りを持ちます👐

➂対象を抱え、車いすへ移します♿

 

確かに技術的に説明すれば簡単です( 一一)

あとは、どのような身体の使い方をすればの基礎がわかれば比較的に簡単に移乗できるはずです( 一一)

 

でもね、、、相手は人間なんですよね・・・

 

私も独自でおこなっているボディメカニクスの研修でも、お伝えしているのですが、なかなかぴんと来ない方が多いのですが、、、

自身のボディメカニクスを大切にすることは良いのですが

ボディメカニクスは対象としている方にもありますよ~(*’▽’)

だって人間だもの

 

まぁ人間に限らず、生物体にはそれぞれあるのですがね(*’▽’)

 

話がそれましたが、、、

いくら技術が上手くても、ボディメカニクスが上手くても、絶対に忘れてはいけないのが、生物を相手にしていることなのです(‘ω’)

 

生物なので当然、触れたら「何かしらの反応」が起きます⚡

それが良い刺激であれば介護も楽になるはずです

でも逆に、相手のことを考えずに「ここを持って」「こう動かす」ということをしていたら

・・・多分拒否反応が起きますよね!?

 

私が書いた『真説! ボディメカニクス』にそのことをもっと詳しく書けば良かった~(‘Д’)

と反省しています(改訂版には載せます)

 

で、表題のとおりこれは施術にも同じことが言えると思っているのです(‘ω’)

 

 

私が学んでいる徒手療法は生命科学研究会(LSS)というなんとも怪しい団体で、そこが提唱している生命科学療法(LSM)というこれまた怪しい名称の療法をおこなっています👐

 

まぁ怪しいのは名称だけで、実は生命科学というのはけっこう研究されている真面目な学問なのです📚

 

でLSSにおける徒手療法も手技的には物理学だと思っています(‘ω’)

身体の構造物(骨とか筋肉とか内臓とか)をハンドルにして施術します👐

 

手技だけ見れば物理なので“型”を覚えれば、(施術の効果はさておき)ある程度できると思います👐

・・・こんなこと言ったら師に怒られそうですが、、、

 

でも大切なのは介護の対象にしろ、施術の対象にしろ、「生物を対象にしている」ことを忘れてはいけないと思います💦

 

というか介護にもLSSの教義にもそう書いてあるけどね✍

 

そこを忘れるといくら頭では生物を相手にしているとわかっていても、潜在意識の中で「もの扱い」してしまうと思うのです(‘Д’)

 

そしてそれは手に出てしまいます👐

なので介護職においても、施術家においても触られたらよくわかります👐

 

そしてそれは神経が過敏になっている高齢者や障害者、はたまた不調を抱え施術を受けに来るお客様にはすぐに伝わってしまうのです(私の体感)💦

 

ともすれば技術は物理的に考えれば良しとして、人(生物)を対象とするときは、介護も施術も

「人(生物)を相手にしている」ということを深く考えていかないといけない

と思います👐

 

多分それを意識すれば、今の介護も施術も格段に変化が起きる・・・と思っています💦

 

私も元々はモノづくりの場の人間だったため、どうしても物理的にしか考えないような人間で、今でもちゃんとできているかと言われると、まだまだだとも感じていますが、これからも注意していこうと思う次第です( *´艸`)

 

 

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